会社をやめた年の確定申告を忘れずに
サラリーマンが会社をやめて独立・開業しようとする場合には、いろいろと知っておかなければならないことがあります。そのうちの一つが、会社をやめた年の確定申告です。
会社をやめて独立・開業するまでに準備等でその年の12月31日まで仕事に取り掛からない場合には、確定申告をすることをお勧めします。サラリーマン時代に給料から天引きされていた税金は一年間働き続ける前提で計算されています。それを途中でやめた場合には引かれすぎた税金が戻ってくる可能性が高いからです。確定申告をすることにより、住民税も健康保険も安くなる可能性があります。独立・開業しても最初は経費がたくさんかかりますので、節約できることは賢く手続きをしておくべきでしょう。
このコラムの内容は投稿時点での法令に基づき記載しています。
また、このコラムは読者の方に難解な税法を何となくイメージとしてわかっていただくことに主眼を置いています。
そのため、読者の方が理解しやすいように意図的に厳密ではない解説をしている部分があります。このコラムに基づく情報により実務を行う場合には、税理士等の専門家に相談されることをお勧めいたします。 本情報の利用により損害が発生することがあっても、当事務所は一切責任を負いかねます。